イカキング
石川県は能登町で、コロナ対策として国から配られた地方創生臨時交付金を使って、全長13m、高さ4mの巨大モニュメント「イカキング」を作ったという。夏前の話なのでご存じの方もおられるかと思いますが、私は昨日知りました。賛否両論で、結構な話題となり、海外のメディアでもトップニュースとして出たとか。町では製作費約2500万円は(交付金は2700万円)、町にこのイカキングを見に来た観光客などにより、すでに元がとれたという。これを見たいって、一体どんな人?
13名の町議会議員全員一致でイカキングが作られたそう。コロナ対策としての交付金で。ひとりの反対もなかった!!申し訳ないけど、私はこんな町に住んでなくてよかったと思いました。まあ、屋久島町も似たようなもんだけど、少なくともこんなオブジェで2500万円ものお金は使ってない(他に町役場建設とかフェリー太陽新造とか巨額のお金が使われてるけどね)。多分屋久島町はこの交付金を使って、今回の離島割引を実施したんだと思うけど、役場には言いたいことも沢山あるけど、少なくともこの離島割引は優れたアイデアだと思いました。町民が500円もらってもありがたみがないけど、飲食店に行って500割り引かれるって結構なお得感があって、お客さんはすごくうれしい。普段あまり外食をしない人でも外食する機会になるし、店側も、来たことのないお客さんが来る機会になり、店のメニューとか知らなかった人に知らせる事が出来て、効率の良い宣伝になるし、店の努力いかんによっては新たなお客さんを獲得するチャンスにもなる。それに、確実な来客が見込めるので、普段作らないメニューとかにも挑戦出来て、常連さんは新たなメニューが食べれてうれしい(美味しければね)。お客さんもうれしいし店も売り上げアップだけじゃなく、宣伝も出来て、本当にこのアイデアは素晴らしいと、去年も思ったけど、今年も思いました。お金が回れば景気も上向く。
会社も地方行政も同じで、知恵があるかどうか。東京で読み始めた、高田郁さんの小説「商い世伝金と銀」にもちょくちょく出てくる「知恵を絞る」。会社も行政も知恵のある人がトップにいると盛り上がるよね。残念ながら屋久島町のトップには知恵はないと思う。私にも知恵がないと思うけど。
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